以上、

あやかしびと」読了後、最初の感想をお届けしました。以下、ネタバレへの配慮は一切しないけども、結局、

【ボクはここにいてもいいんだ】→【ボーイ・ミーツ・ガール】→【ヒロインと幸せの絶頂を迎えたところで地獄の底まで転落】→【仲間が死ぬほど強い】→【主人公覚醒】→【ハッピーエンド】

という流れは、4人のヒロインすべてで完全に同じ。「学園の連中が世間と比較してどれだけ強いのか、ドミニオンと比較したどうか」という説明が欠落してるから、【仲間が死ぬほど強い】部分の説得力がないのも、かなり痛い。をいをいこいつらだけで日本なんて造作もなく転覆できんじゃんという。

「目の前のことがすべてで、世界のことなんてどうでもいいんだけど、結果として世界を救いました。でもやっぱり世界なんてどうでもいいです」ってのは、セカイ系の解釈としておもろいかな、とか思ってたら、冒頭に書いたように、最後に全力でセカイ系だったしねぇ。